あんじょうやれたら えやないの

天童よしみ( 天童芳美 ) あんじょうやれたら えやないの歌詞
1.あんじょうやれたら えやないの

作詞:水木れいじ
作曲:四方章人

着たきり雀と 極楽トンボ
ひと目惚れして なんとやら
どこにとりえと 聞くだけ野暮や
ないない尽くしの このご時世に…
あんじょうやれたら えやないの
縁がありゃこそ 人情 雨やどり

しあわせ買うほど お金は無いが
笑う門(かど)には なんとやら
おでん一串 夜風がしみて
涙がでた時ァ なぐさめあって…
あんじょうやれたら えやないの
心意気です 人情 雨やどり

似た者どうしで 夜寒に耐えて
待てば日和(ひより)の なんとやら
まわり舞台の 人の世ならば
あんたの出番は そこまで来てる…
あんじょうやれたら えやないの
春を呼ぶよな 人情 雨やどり


2.おまえが一番

作詞:水木れいじ
作曲:四方章人

遠い浮雲 追いかけ背のびして
転びかけては またすがる
「ごめん ごめんね
おまえが 一番さ…」
ひとこと言われりゃ 嬉しくて
あんたと越えたい この世の水たまり

誰か泣いてりゃ 私はあと廻(まわ)し
そこにほだされ ついて来た
「ごめん ごめんね
おまえが 一番さ…」
機嫌を直せと ぐい呑みに
つぎ足すお酒に 二度惚れ縄のれん

すねて叱られ たまには喧嘩して
いつか来た道 あかね空
「ごめん ごめんね
おまえが 一番さ…」
しみじみ言われりゃ つい涙
惚れあいつれそい 明日(あした)も泣き笑い